2. 梅雨バテ解消キャンペーンで“来る理由”をつくろう!
梅雨の時期って、不調を感じている人は本当に多くなります。
でもその一方では、「まぁ、もう少し様子を見ようかな…」と後回しにされやすい時期でもあります。
例えば、あなたもこんな経験ありませんか。
「あ、そろそろタイヤ交換行かないとな…」
「でも今日は雨か…うーん、また今度でいっか」
ちょっと例えが限定的かもしれませんが(笑)、この“つい後回しにしてしまう感覚”って、実は患者さんの心理にもすごく似ているのです。
「なんとなく体が重いな…」
「最近ちょっと疲れやすいかも…」
そう思ってはいても、雨が降っていたり、予定が立て込んできたりすると、「ま、今すぐじゃなくてもいいか…」と後回しにされてしまう。
だからこそ、“今だから来たほうがいい理由”を、こちらから明確に提示してあげることが大切なのです。
そこでオススメなのが、短期集中で仕掛ける“梅雨バテ解消キャンペーン”。
これは単なる割引ではなく、「患者さんが動く理由をつくる」ための仕掛けです。
ポイントは、以下のような“気軽さ”や“お得感”を設計すること
・「初回限定!梅雨バテ整体コース ○○円 → △△円」 → 1歩目を踏み出しやすく。
・「雨の日来院で○○円OFF」 → 雨を“来院の理由”に変える。
・「3回通ったら1回無料チケット進呈」 → 継続的なケアへの後押し。
値下げへの“抵抗感”、そのままで本当にいいですか?
「キャンペーン=値下げ」、そう聞くと、つい施術の価値が下がる…と感じてしまう方も多いと思います。
でも、それはただ安くしてしまっている時だけの話です。
本来キャンペーンは、❌価値を下げるものではなく、⭕価値を伝えるための“きっかけ”なのです!
つまり、値下げに見えないようにするために設計が大事なのです。
大切なのは、理由があること、目的が明確であること。
例えば、こんな設計ならどうでしょう?
「雨の日でキャンセルが増加」
→ だから、“来てくれる方に感謝の気持ちを込めて”特典を用意。
「みんなが嫌がる雨の日は、うちではいいことがある」
→ ちょっとした“前向きスイッチ”を患者さんにプレゼント。
こうした時期的な背景と、患者さんを思う視点がしっかり入っていれば、それはもう、ただの割引ではなく、価値あるアプローチに変わります。
そして患者さんから見ても「これはありがたい」と自然に感じてもらえるんです。
それでも迷うあなたへ
「でもやっぱり、単価が下がるのは怖い…」
「売上、減ってしまうんじゃないか…」
そう思って、なかなかキャンペーンに踏み切れない。その気持ち、ものすごくよく分かります。
確かに一時的に単価は下がるかもしれません。でも、少し視点を引いて考えてみてください。
経営者が本当に見なければいけないのは、“全体の動き”と“流れ”です。
戦略的なキャンペーンがもたらすのは、こんなプラスの循環です。
💡 空いていた時間枠が埋まる
→ 「ヒマな時間」が「収益時間」に変わる。
💡 今まで動かなかった層が動く
→ キャンペーンは“来る理由”を与えてくれます。
💡 一度来た方が、リピートや紹介に繋がる
→ ここから継続的な関係と売上が始まります。
いかがですか、一見マイナスに見えるような施策でも、流れを生み、全体を底上げする“エンジン”になる。
これこそが、戦略的キャンペーンの真のチカラです!
🗣 砂田ポイント:キャンペーンは“値引き”より“価値の提示”
値下げだけに頼るのではなく、「なぜこのケアが今必要なのか」をセットで伝えると、患者さんの納得感が圧倒的に変わります。
たとえば、「この時期に乱れやすい自律神経と、骨格のバランスを同時に調整することで、梅雨バテ・だるさ・頭痛などの症状がぐっとラクになります。限定コースで一度お試しください!」
という感じで、“症状の背景”と“施術の価値”をセットで提示するのがコツです!
そして、もし可能なら「ステップ3」にもチャレンジしてみてください。

むち打ち治療協会 局長
最高の交通事故治療専門家 団長
交通事故に遭うこと6回、しかも同じ日に2回追突された経験を持つ交通事故の常連。身体を壊し思うように動けなくなった経験から、同じ境遇の人々を救うためには、信頼できる治療家が必要だと強く感じ、この業界に飛び込むことを決意。以来16年間、治療家たちに「最高の交通事故治療専門家(ジコトレプロジェクト)」になるための知識と独自のブランディング戦略を伝授し、患者さんに選ばれる治療院作りを支援中。自らの経験を活かし、交通事故による痛みと戦うすべての人々に希望を届けるべく奮闘中!