交通事故の加害者から面談を求められたら,どう対応するべきか?

交通事故治療の相談

本日は、むち打ち治療協会の認定治療院よりいただいたご質問をシェアします。

【ご質問内容】

https://diaca.sakura.ne.jp/wmta/member/wp-content/themes/muum_tcd085/img/common/no_avatar.png

当院に通う交通事故患者様に、「加害者側から直接会って話をしましょう」、と連絡が来たそうです。このような場合はどのような対応をしたらよろしいでしょうか?

【回答です】

https://diaca.sakura.ne.jp/wmta/member/wp-content/uploads/2023/12/sunada_001.png

〇〇先生、こんにちは!砂田です

今回、患者様が 加害者から「直接会って話したい」と言われた とのことですね。きっと患者様も「どう対応したらいいのか…」と迷われていることでしょう。

このような場面では、まず なぜ加害者は会いたがっているのか?を冷静に考えることが大切です。

通院している事を考えると、すでにある程度話が進んでいると思われるので、単なる謝罪ではなく、補償や示談の話をしたいという意図がある可能性が高いでしょう。

でも、ここで 焦って話を進めるのは危険です。

なぜなら、患者様はまだ治療中で、損害が確定していないからです。

直接会うことのリスクとは?

患者さんの中には、「ただ話を聞くだけだから大丈夫」 と思うかもしれませんが、注意すべき点がいくつかあります。

示談書にサインしてしまうかも?
加害者の勢いやその場の空気に流され、不利な示談書に署名してしまう可能性があります。
特に、「早く終わらせたい」「面倒なことは避けたい」と思っていると、知らないうちに 加害者に有利な条件 を受け入れてしまうことも…。

口約束は信用できる?
「後でちゃんと補償しますから」と言われても、書面に残っていない約束は守られないことが多いです。

感情的なトラブルになるかも?
示談の話になると、お互いの意見がぶつかることもあります。
「思っていたより補償額が低い」「相手の態度が誠意を感じられない」など、トラブルが大きくなるケースもあります。

では、どうすればいい?

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

関連記事

弁護士から学ぶ

最近の記事
  1. 「事故専門サイトを作ったのに…」反響が出ない。治療家が見落としがちな5つの改善点とは?

  2. 【暴露】弁護士の世界、ちょっと覗いてみたい方へ。知ってても得しないの裏話

  3. 梅雨をきっかけに患者数アップSTEP5 5. 雨の日でも来やすい環境を見せる

ランキング
  1. 1

    交通事故治療の場合、部位数の決定権は何処にあるのでしょうか?

  2. 2

    「過失割合が3割以上でないと自賠責保険が適用されない」と言われたけど、何で?

  3. 3

    YouTubeのハンドルとは│登録するメリットとデメリット、注意点も解説!

TOP
Q&Aから学ぶ

実践的な知識と役立つ情報がここに!

これまでに寄せられた質問とその回答を集めた特集です。特に多くの方に役立つと評価された内容や、専門家による貴重なアドバイスをご紹介しています。過去の質問を見返すことで、新たな知識を得たり、具体的な対策を見つけたりする手助けになります。ぜひ、このベストセレクションで、さらに深い理解を得てください!▼クリック

CLOSE
Q&Aから学ぶ

実践的な知識と役立つ情報がここに!

これまでに寄せられた質問とその回答を集めた特集です。特に多くの方に役立つと評価された内容や、専門家による貴重なアドバイスをご紹介しています。過去の質問を見返すことで、新たな知識を得たり、具体的な対策を見つけたりする手助けになります。ぜひ、このベストセレクションで、さらに深い理解を得てください!▼クリック