本日は、むち打ち治療協会の認定治療院よりいただいたご質問をシェアします。
【ご質問内容】
こんにちは。いつも大変お世話になっております。
本日、助手席に乗って被害に遭った方が来院されました。
彼の車に乗っている際に後方から追突されました。
後方の車は徐行程度のスピードだったため、衝撃が少なく、その時は症状も全くない状態だったので、治療は受けない考えでいたようでした。
しかし、昨日からむち打ち症状が出てきた様です。
症状が出ているので早く治療を開始したいとの事です。
助手席の方でも相手方の自賠責を使って治療は可能ですか?
まだ、保険会社の方にも連絡は取っていませんし、整形外科にも行っていませんが、すぐに治療を始める場合、どのような形で治療を始めたらよろしいですか?
とりあえずは整形外科には行くように言ってあります。
彼の方は今のところ症状が無く、治療を受ける考えはないようです。
警察の届け出も相手方の保険会社とも話あっているとの事。
なので物損事故扱いにしていると思われます。(まだ、はっきりと確認はしておりません)
このようなケースは初めてなのでこちらから出来るアドバイスがありましたらよろしくお願い致します
【回答です】
〇〇先生、こんにちは!
助手席の方でも、相手方の自賠責保険を利用して治療が可能ですので、ご安心ください。
今回の患者さんの症状を踏まえ、すぐに治療を開始される場合は、まず相手方の損害保険会社に連絡し、症状が出てきたことを伝えてください。
その際、以下の流れだと請求がスムーズになります。
まずは、〇〇先生の院で治療を受ける旨を伝ましょう。
そして損害保険会社の了承を得た後、治療を開始するようにしてください。
同時に整形外科も受診し、診断書を作成してもらいましょう。
この際に〇〇先生の診断と整形外科の診断が一致していることが重要です。これを怠ると、相手方の保険会社が事故との因果関係を認めず、治療費の支払いを拒否する場合があります。
それともう1つ。